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いろいろ


by fg_garden
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THE GREAT GATSBY(1974)(邦題「華麗なるギャツビー」)

THE GREAT GATSBY(1974)(邦題「華麗なるギャツビー」)_f0158453_2243216.jpgまた見ちゃった。最近古い映画見ちゃうな。懐古趣味的になってるのかな。去年、村上春樹新訳で読み返したらこれがまた凄いよくて。「Catcher in the rye」の訳は今ひとつだったんだけど・・・。だから、映画見たくなっちゃったんですよね。この映画の脚本ってコッポラなんですね、知らなかった。

<STORY>
1920年代アメリカ。ニューヨーク郊外のロングアイランドに豪華な邸宅を構え、夜毎のようにパーティーを催すジェイ・ギャツビー(ロバート・レッドフォード)。彼の身分は謎に包まれていた。そんなギャツビーの隣の家に住むニック・キャラウェイ(サム・ウォーターストン)がパーティに招待される。ギャツビーはニックの従姉妹・デイジー(ミア・ファロー)の元恋人でデイジーの邸と湾をへだてて向かい合わせたこの土地に邸宅を構えていたのだった。2人はニックの仲介を得て再会。デイジーはギャツビーの変わらぬ愛を知り、感激する。デイジーはシカゴの富豪トム・ブキャナン(ブルース・ダーン)と結婚していたが、夫にはマートル(カレン・ブラック)という情婦があり夫婦生活がうまくいっていなかったのだ。ある日、ギャツビー、デイジー、ニック、トムが顔を揃え、ギャツビーとトムがデイジーをめぐって対立。その帰り道、興奮したデイジーが運転するギャツビーの車がマートルを轢き殺してしまう。そうとは知らないマートルの夫のウイルソン(スコット・ウィルソン)は、トムにギャツビーがマートルを轢き殺したと入れ知恵され、ギャッピーを射殺、自らも命を断った。

ギャッピーはダコタの農家に生まれ、17歳のとき鉱山成金に拾われたんですね。そして第1次大戦に参加し、陸軍少尉となってルイビルのキャンプにいるときデイジーと知りあった。2人は互いに心ひかれ激しい恋におちたが、ギャツビーは軍の命令でフランス戦線へ派遣されてしまう。ギャツビーがフランスへ発ったあと、デイジーはトムと結婚。数年後、戦線から戻ったギャッピーは、自分の青春を賭けて愛したデイジーが結婚したことを知って猛烈に苦しむ。しかも彼女の生活はギャツビーの手の届かない上流階級にあり、社交界の花形としてその日々を送っていた。ギャツビーは再びテイジーの心をとり戻す決意を固め、5年が過ぎた今、彼女の邸宅の向かいに湾をはさんで邸宅を構え・・・。

ギャツビーの本名がジミー・ギャッツって日本人が聞いても冴えない名前なのが本当に切ない。お父さんが読む彼の日記の日々の戒めの言葉みたいなのも切ない。「一日3ドル貯金する」(しかも、5ドルを消して3ドルにしてる)「煙草もガムも止める」「エレガントな動きを身につける」「両親を大事にする」とかね(涙)

夫は「そんな大金持ちになれるような奴なら、デイジーが馬鹿だって気付いて過去のトラウマなんか忘れるだろーに」とか言うんですが、いいのっ!私は好きなの。でも、レッドフォードがやってるから好きなのかな、これが外見が冴えない人だったらただのストーカーなのか・・・。貧しい生まれだが、心に野望を秘めたロマンチストな青年の哀しい物語。いいわ。好き。
デイジーのことをずっと嫌いだと思ってたけど、こんな色のドレスを着るのは嫌だと泣く小さい娘に「可愛いおばかさんは好きな色のドレスを着ればいいのよ」と抱きしめるところは切なかったです。
なんか、トムってブッシュっぽい・・・。
by fg_garden | 2009-04-01 22:45 | Diary